ロウ SP
櫛田泰道
誕生日 楓月1日
身長 200cm
狼族の村には古くからある言い伝えが残されている。かつて村が猛獣たちに襲われた時、ある名も無き義侠の徒が現れ、その猛獣たちを蹴散らして村を危機から救ったという逸話だ。この英雄を記念するため、狼族たちは定期的に祝祭を行う。義侠の徒の姿に扮し、彼が当時猛獣たちを退治した様子を演じてその偉業を讃えるのだ。
毎年その祝祭の時期になると、狼族の集落では爆竹の音が鳴り響き、街は様々な装飾で飾り付けられ大賑わいとなる。故郷に帰ってきたロウもお祭り用の仮面と衣装を身に付け、音楽に合わせて舞を踊るが、その生まれ持った勇姿を仮面で覆い隠すことはできず、威風堂々と振るう棍棒は刀剣に勝るとも劣らず、落ち着いた足取りは武者の貫禄に満ち溢れている。
爆竹の煙の中で揺らぐロウの凛とした佇まいは、まさに伝説の英雄そのものだ。